相棒19-10話を見返した
(「大変だー！部長が殺されちゃった！」「この人でな……え？」)
年内最後の放送回。相変わらず青木くんが可愛かったのでセリフを中心に書き出していく。
①特命係でのシーン
「贋作絵画を売り歩いてたみたいです」
今回はなんと冒頭から登場。右京さんとチェスをしている青木くんに、入口に寄りかかって立ってる冠城でスタート。大体いつもCM挟むか挟まないかの20分前後で現れるので、不意打ちの喜びである。初見はそのせいで気が散り、冠城の「昨日、自首してきた男がどうして夕べ電車に飛び込んで自殺するんだ。二課は逮捕もせず詐欺の被疑者を解放したってことか」という分かりやすい説明セリフが全然飲み込めないまま進むという痛恨のミス。ごめん冠城。青木くんが可愛くてつい…。
「いくら詐欺で自首してきたって、被害者がいなけりゃ逮捕できないだろ」
右京さんには敬語、冠城にはタメ。しっかり使い分けてる青木くん。なんかマジで友達みたいだな…。教師とチェスをする生徒とそれを見てる友達に見えてきた…。
「自首すりゃ無条件で捕まえるほど警察は甘くないんだ。覚えとけ」
事件にならないと動かない警察を皮肉ってるのか、被害届けが出なかった事を嫌味っぽく伝えてるのかどっちだろう。両方かな？実に警察嫌いっぽいセリフで一旦終了。
②特命係でのシーン
ホワイトボードに顔写真を貼る青木くん。
「名前はシジョウマナミ。平成20年から今の画廊のオーナーですねぇ」
冠城が「それ以前は？」とせっつく。
「順に説明するから黙って聞いてろ冠城亘」
怒られる冠城。ほんと仲良いね君ら。多分s15の青木くんなら何も言わずに続きを話し始めるだろう、無駄な会話をする気ないから。そして簡単に経歴を話してくれる青木くん。
「しかしまぁ…よくこんな縁の人物発掘してきますね。鼻が利くと言うか感心しますよ」
鼻が利く、の時にわざわざ自分の鼻をちょんちょんと触ってみせる青木くん。めちゃくちゃに可愛い。嫌味なシーンなはずなんだけどね！君がやると妙に子どもっぽくてさぁ！「さしずめ、虫取り網を持った少年みたいなものかな」っつって首を傾げながら自分の頬っぺに指をつん、て指した時なんて麦わら帽子が見えたぜ！(s17-1)
すると角田課長が入ってきて「雁首揃えて、暇か？」といつもの挨拶。ホワイトボードに貼られた顔写真を見て「この女も画商だろ？」と反応。その間、ずっと腕組みしてフーン知ってるんだと生意気そうに聞いてる青木くん。しかし「ヤクザの情婦だよ」と思いもしなかった新情報を聞きめちゃくちゃビックリした表情を見せる。マジかよ！？と顔で言う男、青木くん。
③特命係でのシーン
出雲が特命係に派遣されるシーンから始まる。表向きはお手伝いとしてだが、要するに監視役だ。そこに独り言にしては大きすぎる声で入ってくる青木くん。
「さすが俺。仕事が早い、早すぎる」
ほら～特命が褒めないからもう自分で言っちゃってるじゃ～ん。でもかなりご機嫌な様子。
「贋作工房の場所、特定しましたよ」
いやほんと出来る子だね君は！いつもなら褒めよ讃えよと強請るところだが、出雲に気付いて少しテンションを下げる青木くん。
「おやぁ…不死身ちゃん。不義密通継続中？いけないねぇ」
鼻で笑う青木くんに、恐らく内心めんどくせぇなと思いつつ笑顔で「贋作工房って何ですか？」と聞く出雲。「ああ～…」とわざとらしく声を上げる青木くん。ハイハイ、それの事ね？とまるで説明してくれそうな雰囲気で返事しておきながら、そのまま無視して「場所、分かったぞ」と冠城に声をかける。ごめんね出雲！この子ちょっと陰湿なんだわ！
そして場所を説明しようとした青木くんに、冠城が捜一に邪魔されたくない一心で、その口を勢いよく手で覆い無理やり黙らせるという展開に。突然の行動に「うぐ！」とかなり苦しそうな青木くん。ペシペシと冠城の手を叩き解放を要求するも、当然聞き入れて貰えず。鼻まで覆われているのでマジに苦しいと思われる。
やっと解放されて、怒りもせずにチラッと冠城を見上げるだけの青木くん。慣れたもんだな。しかも肩に手を回されたままの姿勢で大人しくしている。もはや諦めてるだけかもしれない。
出雲が贋作工房へ同行する気でいると、冠城が「車、乗せませんから」と拒否。しかし「バイクで来てるので追いかけます」と食らいつく出雲を、バイクで！さっすがぁ(笑)と面白がる青木くん。「元白バイ乗りの追跡を振り切れますか」と問う右京さんに、出雲を見ながら「試してみます？」と挑発で返す冠城。何か揉めてる～(笑)と密かにニヤつく青木くん。…そう、この一連の流れで青木くんのセリフは一切ない。表情のみ。あと10分は見てられる可愛さ。
ほんと大人しいんだよ…この間ずっと冠城の腕置きにされてるってのに嫌がる素振りも見せない…s17-10なんてちょっと頭撫でられただけでかなり不快そうに髪の毛払ってたのに……無駄に触られる状況に慣れすぎて麻痺してる可能性あるな。
④特命係でのシーン(今回の青木くん特命係にしかいねぇなコレ)
「ナンバープレートは2つとも偽造でしょう。登録はありません」
「もう1つの件については…もう少し時間かかります」
「さすがのお前も手こずるか」と言う冠城に即、噛み付く青木くん。
「そりゃそうだ。最近ケガして入院した不良っぽい若者がいないかなんて、条件が漠然としすぎだろバカタレ」
ああ～～可愛い～～めちゃくちゃ文句言ってるぅ～～！しかし、ごもっともである。相変わらず無茶振りがすぎる特命係。でも後半、結局見つけちゃうんだよなあ。凄いよ青木くん！一度でいいから前回の裏アカみたいに、どうやってそんなもん特定したのかプロセスを見せて欲しい。
この後、頼まれていた映像を見つけたと鑑識が入って来て、半グレ集団が1人の組員を袋叩きにしている防犯カメラの映像を見せる。それを横から見てうわ～～エグ…とまたしても顔で言う青木くんがフレームアウトして終了。
⑤特命係でのシーン
「部長がおかしいってもっぱらだ」
まさかの冠城とチェスをしている青木くん。いつも見てるだけで参加した事なかったのにチェス出来たのか冠城！？
「まぁ、部長のことだから。何か魂胆あるんだろうけど」
それに対し、臨死体験から人格が変わった例もありますよと返す右京さん。へぇ…とその話に耳を傾けている間に、こっそりイカサマをする冠城。チェス盤に視線を戻した青木くんが、あれ？と覗き込むシーンで出番は終了。最後まで可っ愛えええ！！
放送直後Twitterでは「公式サイトの部長の人物紹介が更新されてる」とファンの間で話題になっていたが、青木くんは2020年12月31日現在まで「恨み」の表記のままである。そろそろ何か仕出かすか、ツンデレ堕ちで終わるのか。来年が楽しみだ。
