ピエロには赤鼻を

140字では語れない事を残していきます。

踊って!シャングリラ

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①衣装決め

 

 いつもミッチーのワンマンショーは姉と行っている。正直、ミッチーではなく姉との旅行を楽しみに毎回付き合ってきたのだ。しかしそれももう7回目となる……そう、ワンマンが毎回楽しかったからだ。いくらシスコンだからといって興味のないものに毎回付き合えるほどお人好しではない。ワンマンは楽しい!曲も好きだ。ベイベーもミッチーもキラキラして終わる。今回もそうなるだろうと期待していた。そして姉から知らされる席。


 最前だった。


 『祝福』しろ『最前』にはそれが必要だ…おめでとう姉よ!!!しかし姉が最前という事は、同行の身である私もという事になる。さて困ったぞ。ツアーのテーマカラーは黄色で、オリエンタルらしい。一応、自前の服を確認する。黄色でオリエンタルな服は…

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 あるわけねえ。まぁ夏はホラー映画のTシャツかホラー漫画のTシャツしか着ないのだから当然の結果である。去年のようにツアーTシャツを買えば問題ないが…せっかくの最前列だ、私なりのオシャレをしてみたい。

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 完成。マスクは百均の貼るフェルトとストーンデコシールで自作した。

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 これでどこからどう見てもミッチーのワンマンショー参加者である。ホラー感はゼロだ。ベイベーたちを不快にさせる事はないだろう。

 

②誤算


 ライブ当日に名古屋入りするので、上記の服をそのまま来て行ったらライブまでに汗だくになってしまう。その為、行きは関係なくお気に入りの服を着ていった。「バスケットケース」というホラー映画のTシャツである。前面に殺人鬼、後面に惨劇シーンというファンには堪らない服だ。気分は最高。80年代ホラーが好きな方は是非。

 そして名古屋に無事到着。名物の天むすを食べたり、ホテルでツアー用のポンポンを作ったり、オアシス21を撮ったら無人のせいで宣材写真みたいになったりして過ごした。

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 その後、グッズを先行販売で買う事にして会場へ。かなり早めに着いたと思ったが、すでに列が出来ていた。私たちも後に続き、開場まで談笑しつつ待つ。ふと周りのベイベーたちを見ると、ツアーグッズを身につけたり、黄色いバッグやスカートなどですでにライブを意識した格好をしている方が多かった。本番、更に着飾ってくるだろう事を想像し楽しみになってから気付く。

 私の今の服装は?わあ!ホラーオタクしか知らねえ映画Tシャツだあ!

 本当にすいませんでした。あんなに気を付けてたのに…!よりによってバックプリントで人が死につつあるやつを…誰も気付いてませんように…!

 

③衝撃


 そして本番。最前すげえ。めちゃくちゃ近え。もうテレビやん。テレビでワンマン流した時の鮮明さやん。

 柵などが設置されておらず、2歩前進して手を伸ばせばミッチーの足が触れてしまうほどの距離感だった。これはもうベイベーとの信頼で成り立っていると言えるだろう。もしこれが私の最推し手塚とおるだったとしたら…ああ、きっと正気ではいられないだろう。隣の人のように。

 7回目にして初めて遭遇した、キラキラせずにギラギラしたベイベー。舞台を見ているにも関わらず、右側の視界にシュッ!シュッ!と入ってくるほど挙動がうるさい。あれ?もしかして真横でシャドーボクシングしてる?落ち着けあばれるちゃん!明らかに星が遠ざかったぞ!非常に気が散る状況の中、ショーは続いていく。

 ダンサーが文字通り目の前で美しく舞うので、つい見惚れてしまう。彼女たちばかりに目がいってしまい、ミッチーがステージの端に移動していた事に気付かなかったほどだ。何故気付いたか?あばれるちゃんが距離を詰めてきたからである。あぁごめんね今左の方行ってたのね星。分かった分かった。

 今回は知らない曲が多かったが、どれも大迫力のショーだった!どの曲だったかそれぞれの楽器パートで、奏者たちがステージ上段から降りてきて目の前で演奏してくれたのだ。なんて贅沢な時間なのだろうあぁハイハイごめんね左の方行ってるね。

  という事で別の意味での衝撃も味わったが、今回は驚くほど終わるのが早く感じた。本当にめちゃくちゃ楽しかった!!ありがとうミッチー&THE FANTASTIX!最高のショーでした。お気に入りは「求めすぎてる?僕」でダンサーたちが百合の花束を包んで魅せた演出です。最前で観れて良かった…!!

 

GROOVE CIRCUS

 

①きっかけはピエロ

 

 6年ぶりにミッチーのワンマンショーに参加してきた。私はベイベーであると言うほどミッチーを追いかけてはいないが、(過去に何度か参加してきたが、全て姉が誘ってくれたものなので)ベイベーじゃないと否定するほどミッチーに無関心でもない。後藤専務はかわいそ可愛かったし、貝塚はセクシーだ。

 今回はサーカスがテーマと聞き、姉から「好きそうだよ!絶対ピエロ出るよ!」と言われ、そうだね良さそうだねと返しつつ…

 でもど~~せ赤鼻つけてくんないんでしょォ?

とあまり信用していなかった。

 私はピエロが好きだ。優しい笑顔に(殺人鬼タイプの笑顔でも可愛い)カラフルでポップな衣装、(殺人鬼タイプの色褪せたものや白黒でも可愛い)そして何より大事なのが…赤鼻である。いや黒でも緑でも構わないが、とにかく鼻に装飾がないものはピエロではない。ただのヴィジュアル系宮廷道化師である。この世には様々な道化師を名乗るキャラクターたちがいるが、その度に「違うんだよな…」「そうじゃないんだよな…」とガッカリしてきたのだ。

 ミッチーはどう見ても美しい人だ。ピエロになったとしても、目元や唇にメイクをする程度だろう。

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引用元https://www.oikawa-mitsuhiro.com

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 いつ出発する?わたしも同行する

 花京院になったあの日、ピエロマスクを自作し参加すると決めた。もうファンタスティック城で「ホラーがテーマだから」とゴーストフェイスのコスプレで参加するような事はしない。

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 うん、我ながら可愛くできた。ちゃんと人を殺めないタイプだ。これならベイベーたちに不快感を与えないだろう。いざ会場へ!


 全然いねえ。ピエロコスの人。

 1人は発見できたが、(姉は2人見たらしい)正直めちゃくちゃ浮いている。おかしい…3分の1くらいはピエロコスベイベーが見れると期待していたのに……途中、姉が離れた席の友達に挨拶に行き、1人になった瞬間がある。見失わないように、遠くに行く姉をその場で動かず目で追っていた。可愛らしい衣装や美しい衣装を着たベイベーたち。それに紛れて1人、微動だにせず虚空をじっ…と見つめている真顔のピエロ。結局ホラー映画のワンシーンになってしまった。あんなに気をつけてたのに…!!慌ててスマホを取り出しイジるフリをした。誰も見てませんように…。

 

②GROOVE CIRCUS 開演

 

 ショーが始まる前は当然、緞帳が下りている。それが真っ赤でクラシカルな物だったのが非常に良かった。サーカスに相応しい色だ。ミッチーも「僕にピッタリだよね!」と喜んでいたのを覚えている。マジでそう思う。本当にピッタリ。

 舞台上のミッチーはキラキラしていた。衣装や照明は、あくまで彼から放たれるキラキラを増幅しているに過ぎない。そう思わせるほど、エネルギーに満ちていた。歌って踊る彼を見て、そのパワーを分けてもらった気がする。

 あとベイベー達との一体感が気持ち良かった。私は何も知らないので、チエホフさんのタンバリンのリズムに合わせて手拍子するくらいのものだったが、いつの間にか感じたままに踊って楽しんでいた。

 どの曲も好きだったが、お気に入りは

PARANOIA

フライドポテト

CRAZY A GO GO!!

 である。特に3つ目はミッチーがヘドバンをした事により「ミッチーの世界観でもヘドバンしていいんだ!!」とメタル好きの血が騒ぎ同じ様に頭を振った。さすがにメロイックサインは出してない。

 途中、しっとりとしたバラードが入った。辺りが暗くなり、星が輝く。夜空のような舞台で歌うミッチー。その上段の右端で奏でるトロンボーンが動く度、光が反射して流れ星のように見えたのがとても印象的だった。


 いやめっちゃ楽しかったわミッチー。他のメンバーも皆ゆるっとしてて可愛いしトークも面白いし。でも演奏始まったら総じてクール。それ漫画でめっちゃ人気出るキャラのやつな。全員がそれってすげぇ…。ありがとう気まぐれサーカス団。最高のショーでした。

 

相棒20-15話の青木くん

 

 放送当時、実はめっちゃ緊張してました。s15-4話のキャラを再登場させるのだ、間違いなく青木くんの美人局の話に触れるだろう。つまりそれは、青木くんの復讐心の有無が確認できると言う事である。ゴリッゴリに特命係を恨んでいた頃の話を、今の青木くんがどう語るのか……それでは書き起こしていく。

 


①特命係の部屋


 冠城、右京さん、青木くん、角田課長の順で立っている4人。青木くんがタブレットを手に、ある動画を見せに来ていた。

 


「一昨日、マンションの敷地内で転落死体が発見された時の様子を、住民が撮影したものです」

 


 すかさず冠城が「見せたいものってこれ?お前 悪趣味だなぁ…」と呆れた口調で返す。青木くん、ゆっくり冠城を睨みつける。

 


「黙って見とけ」

 


 そして映し出された懐かしの詐欺師。も、もう語られる時が来た!開始3分!?まだ心の準備が…

 


「ほらこの男!」

 


 青木くん、右手をグーにして画面を睨みながら歯を剥き出して威嚇。可愛い。やはり小動物。罵詈雑言を言おうとして耐えてるのか口元をモゴモゴさせてるのも非常にグッド。右京さんが「ああ、青空らくだの会の平井貞夫さんですねぇ」と思い出した時、青木くんもその屈辱を思い出したのか、眉を寄せて悔しそうに…っつーかもう泣きそうな顔すんのよね一瞬。最高。そりゃそうだよね…恥ずかしい記憶だもんね…可哀想な青木く…あ~~s15-4話マジで神回だったなあ。そして案の定覚えてない冠城。睨む青木くん。

 


「忘れたとは言わせないぞ冠城亘」

 


 そして挟まるs15-4話の回想シーン。ありがたい。s15の青木くんもめっっちゃ可愛い。すると「あったな~そんな事!」と思い出した冠城が青木くんに絡みだし、この真顔である。

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引用元https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0015/


 そりゃ不快だよね!こっちは真剣にキレてるので。更に「事件が早期解決できたのは、君のおかげだよ」と青木くんの顔面を撫でてくる冠城。「ちょっと…!」と全力で嫌がる青木くん。を、気にもしない右京さんと角田課長。ハイいつもの癒し時間入りました。しばし愛でて待ちましょう。するとワチャワチャしてる横で、あの詐欺師が無事に出所できて良かったな、と青木くんに話しかける角田課長。

 


「生憎ぼくは…根に持つタイプだ。愚弄した人間は一生許さない!」

 


 何故か目隠しするように顔を押さえてくる冠城から、抜け出そうと必死にもがきつつ答えた青木くん。やっと抜け出せたその顔が心配になるほど真っ赤。青木くん肌白いから…。だからさあ小動物には優しく触れって冠城。そこで、マンションの住所を特定しているか聞く右京さん。

 


「もちろん特定済みです。今にきっと何かやらかす。必ず尻尾…」

 


 赤い顔のままタブレットを操作し、住所を表示する青木くん。しかし話している途中で右京さんが「板橋区…」と読み上げ、無視された事に目をパチパチさせて驚く青木くん。もうめっっちゃくちゃイノセントな目ェしてんのよここ。一瞬だがおもろ可愛すぎるので見返して頂きたい。是非。そしてそのまま冠城を連れて退室する2人を見送ってから叫ぶ青木くん。

 

「人の話は最後まで聞け!」

 

 ここで出番は一旦終了。

 

 

②右京さんからの電話


 現場を訪れ色々調べた帰り道、いつもの様に青木くんに頼み事の電話をする右京さん。

 


「後にして下さい今昼休みなんで」

 


 憎たらしさ全開で答える青木くん。特命係の部屋で、右京さんの机に足を乗せてのご登場。家主の不在中に悪さするペットみあるな…。もちろん青木くんの事情など知った事ではない右京さん、構わずに調べてほしい事件を伝える。そこで横から「お前、特命係の机とお湯 勝手に使ってんだろ。少しは手伝え」と冠城。その話し方がさあ、マジで友達っぽいんだわ。ああ、普段2人の時はそういうちょっと気が抜けたトーンで喋ってるんだろうなと思えるほど自然。青木くんはs19からずっと変な口調のままだけど。淡々と敬語で話してた頃が懐かしいや…。

 


千里眼かよ…!」

 


 悔しそうな青木くんの目線の先には、電気ポットとカップ麺。どうやらお見通しみたいね!と和んだところで今回の出番は終了。

 


…という事で。危うく青木くんの可愛さに流されるところだったが、冒頭で述べた彼の復讐心の有無が確認できたのでまとめる。

 特命係への復讐度、ほぼゼロ。

 かなり驚いたが、おそらく間違いないだろう。何故なら①で彼が言った「愚弄した人間は一生許さない」にかかる人物が、冠城亘でなく詐欺師の方だったからだ。

 自分を騙した詐欺師を恨むのは当然であるが、その詐欺師の元へ行かせたのは冠城だった。事実、s15-4話では詐欺師に対しよくも騙したなとキレるのではなく、「汚いぞ警察!」と半泣きで特命係に対して怒鳴っていたのだ。当時は特命係に対する恨みを根深いものにしていたが、5年たった今では恨みの矛先が完全に詐欺師へと変わっている。当時の事はハッキリと覚えているのにも関わらず、だ。という事は…もう……素直になれないツンデレワンコ確定です。ド畜生!!!復讐…して欲しかったよ青木くん…まさかの光堕ち……ああ、人は変わるのだ…。


 あっ先に言っておきます。次回の18話の記事、めちゃくちゃに荒れます。ではこの辺で。

 

相棒20-14話の青木くん

 

 現実ではとっくに最終回を迎えたが、ブログの編集はまだ4話分残っている。青木くんはまだ終わっちゃあいないぜッ!という事で全力逃避しながら書き起こしていく。

 

 

 


①特命係の部屋

 


「毎度 毎度この僕をこき使ってくれますねぇ!」

 


 いつものように不機嫌そうに入ってきた青木くん。話しながら2人を交互に睨みつけるのが可愛い。すると「青木くん、僕は…深く反省しています」といきなり謝罪する右京さん。

 


「はあ?」

 


 話が見えずイラつく青木くん。構わず青木くんに対する謝罪と賛辞を続ける右京さん。最初はポカンと口を開けて聞いていた青木くんだったが、「今度お詫びに最高級のフレンチでもご馳走しましょう」と言われた事でついに笑顔に。

 


「本当ですか?」

 


 しかし直後、このように心にも無い事を話す時バチが当たらない様フィンガーズクロスを背中で作るんです、と冠城に説明し始めた右京さん。瞬間、真顔になる青木くん。憎々しげに顔を背けて一言。

 


「なんなんだ…!」

 


 振り回される青木くん、気の毒だけど面白可愛い。そして事件の話へ戻る2人。愛を語り合っているように見えるのに、とどこか寂しそうに言う冠城。その愛が偽物だとしたら…と返す右京さん。その言葉に反応し、ゆっくり振り向く青木くん。いや今までそっぽ向いてたの!?ほら~特命がいじわるするから~!かっっわえ。

 


「愛なんて大体が嘘っぱちでしょ。で、いるんですか?いらないんですか?」

 


 本来の目的を思い出した青木くん、イラついた声で調べてあげた資料を見せつける。お礼を言いながら受け取る右京さん。

 つーかこの2人もかなり柔和になったよな…「勿論わかりましたよ。でも僕はもう、特命係じゃありませんしねぇ…」「君、たまには人をイライラさせる前に喋った方がいいですよ」「僕が根に持つと将来いい事ないですよ」(s17-19)なんてヒリついてた頃が懐かしいや…。

 そして被害者の口座に2度も不審な入金があった事を伝える青木くん。被害者は報酬を受け取っていたのではないかと推理する右京さん。相手に近づき恋愛関係になり、結婚の約束をしたところで裏切る、という内容で雇われていたのではと。その話を横で聞いててああ…なるほど…最悪…ってかなり感情移入して表情を変化させていく青木くんがめちゃカワです。

 


「やっぱり愛なんて嘘っぱちだ」

 


 君、女性関係のエピソードで良い話ないもんね。美人局に引っかかったり(s15-4)、潜入捜査させられた婚活パーティで相手が途中で帰ったりお金の為に会ってきたり(s18-7)、ガールズバーでぼったくられたり(s20-13)…。き、きっと良い出会いあるよ!描かれないだろうけど。すると右京さん、冠城に1つ謝罪してほしい事があると伝える。

 


「また なんか やらかしたのか冠城亘」

 


 何故か面白くなさそうに言う青木くんで一旦終了。まだ嘘っぱちの愛について考え引きずってたのかな…。

 


②捜査一課

 


 青木くんが捜一に、特命が掴んでいる情報をリークするシーン。見返した今も私の解釈が合っているのか、確信が持てないシーンである。恐らく正解は、脚本を元にノベライズされていると言う小説版を買えば明らかになるのだろう。それは芹沢が、「今回の被害者と3年前に失踪した婚約者が?」と驚きの声を上げるシーンから始まる。

 


「ええ。どちらも同じ人物に、金で動かされていました」

 


 依頼人の目的は、と聞く出雲。

 


「さあ、そこまでは。失踪した栗原玲子が見つかれば、聞き出せるんじゃないですかぁ?」

 


 あ~~この舐めた口調たまらなく可愛い!なんか久々に聞いたよ…もっと特命にも半笑いでどうでも良さそうな"情報だけは伝えてやった"感で話して欲しいなぁ。そこで伊丹が、特命係もその女を探しているのかと睨む。

 


「いえ、そこまでまだ手が回ってないみたいで…じゃあ、僕からだって事は絶対に秘密で」

 


 秘密で、と言う時に念押しするように一歩近付き伊丹と芹沢を見る青木くん。強気で好き。そしてサッと踵を返し立ち去ろうとするが、伊丹に「ちょっと待て」と止められる。ここで青木くん、顔を顰めるのだが…まるで笑いが込み上げたのを誤魔化したような表情に見えるのだ。伊丹が近付いてくるのを待つその数秒も、微かに口角が上がっている。しかし次の瞬間、ネコチャンのように首根っこを掴まれ目が点になる青木くん。何この可愛さ~~!?マジで小動物!そして伊丹に「その栗原玲子、探し出せ」と言われ「はあ!?」という抗議の声で出番終了。


 問題はこの後、取調室で栗原玲子を前に一課が事情聴取しているシーン。いつものように特命係が乗り込んできた時、伊丹が「探し出したのは俺たち!」と睨むも冠城に「青木からでしょ?そう仕向けたのは俺たち」と返され、驚く芹沢に「彼女を探すご協力をお願いしようと」と、特命の手のひらで踊らされていた事を知る。


 初見→え~!青木くんとグル!?うわ~~名演技じゃん青木くん!一課も特命も嫌いだけど、そういう事ならノリノリで協力したんだろうな~可愛いなぁ!

 2回目→……これ…もしかして"青木くんが一課にリークするだろう事を見越してわざと泳がせてた"って事…???


 確信が持てない要因としてはあまりにさらっと一言で片付けたから。それに青木くんも特命と一緒になって一課を誘導していたのなら、伊丹に止められた時にはっきりニヤリ笑顔見せそうなものだよなあと。いや、演技モードに入っていたからこそ笑いを誤魔化すような表情になったとも考えられるし、私はそう解釈したのだが。

 ……まぁどっちでもいいっちゃいいんだけどね!ちょっとね、気になってしまったもので。僕の悪い癖。

 

 

相棒20-13話の青木くん

 

 今回は2シーンのみ。しかしかなり印象的な回となったので早速、書き起こしていく。

 

 

①特命係の部屋

 


 別行動をしていた冠城が戻り、殺された被害者と失踪した少女に接点があった、と事件に関する新たな情報を右京さんに伝える。すると、その数歩あとに青木くんが登場。

 


「おい冠城亘。勝手に手柄を自分で独り占めするな。僕が調べてやったんだぞ」

 


 どうやら自分の口で伝えたかった模様。そりゃそうよね!君が調べてくれる理由なんて、相手を驚かせたいか感心させたいだけだもんね。冠城はもう推理に進みたいから勿体ぶらずに言うけど、青木くんにとって事件そのものはどうでもいいのだ。陰謀論が好き(s20-1)なのもその証拠と言える。面白がっているだけ…不謹慎な子!可愛いなあ!

 


「13年前、2人は同じピアノ教室に通っていた事がわかったんです」

 


 気を取り直してニヤリ笑顔を向ける青木くん。パソコンを開き、証拠の画像を見せる。ほう、と興味深そうに覗き込む右京さんに、ニッコリ笑顔でご満悦の青木くん。めちゃカワ。しかし「そこで一つ、仮説を」と声を上げた冠城に即いつものぶすっとした表情に戻る青木くん。分かりやすくて可愛い。そして冠城が推理を始める。一通り聞いた右京さんだったが、ある一点を指摘しそこが証明されない限り、単なる仮説にすぎないとバッサリ。

 


「ほら見ろ!自分の妄想に人を巻き込むな冠城亘」

 


 冠城にズンズン近付いていき、指をさす青木くん。すると冠城が「お前ものってたじゃねえか」と拗ねたように返す。

 …なんて??

 いやちょっと待ってくれ。じゃあ2人は特命部屋に来るまでに、冠城は青木くんに今の推理を話してて、青木くんはそれに同調していた事になるのだが。いろいろ意外すぎる。まず冠城は青木くんから情報貰えたらそれ以上の会話はしないと思ってたし、青木くんも冠城の推理なんて聞く耳持たないだろうと。君ら描かれないところで普通に仲良しになってません??

 


「はっ…!」

 


 私の困惑はさておき。ホワイトボードに貼っていた冥婚絵の女性を見て、目を見開く青木くん。後ろから角田課長が「えらいべっぴんさんだよな」と声をかける。

 


「ええ、確かに…」

 


 否定も茶化しもせず普通に答える青木くん。完全に意識は絵に持っていかれた模様。しばらく凝視していたが、周りの訝しげな視線に気付いて咳払い。

 


「この女性はどこのどなたでしょう?」

 


 頑張って冷静な声を出しているのが可愛い。すると冠城が青木くんを嗅ぐフリをして、はっとしたように「お前タイプなんだな」と真面目な顔でからかってくる。

 


「えっ…タイプなんかじゃ絶対ない!」

 


 怒って出ていく青木くん。しかし途中でパソコンを忘れた事に気付き、慌てて引き返し回収する。そして何事もなかったかのようにゆっくりと歩いてフレームアウト。めちゃくちゃ動揺してんの一切隠せてなくて可愛いね!

 


②女性の正体

 


 事件解決後、元失踪した少女と自称する女性に「俺たちの仲間に、いつまでも根に持つタイプの男がいてね」と話し出す冠城。冠城が青木くんに対し仲間だと認識していた事に驚きつつ回想シーンへ。…青木くんもそう思ってたりすんの…??

 


「この女だ!この絵を見てピンときたんだ。僕の黒歴史にはっきりと刻まれた女だって!」

 


 持っていた絵をデスクに勢いよく叩きつける青木くん。ここで回想シーンが終わり、荒ぶる青木くんの理由は冠城の口から語られる。「そいつを騙して、ガールズバーで思いっきりぼったくったみたいだね」

 青木くんが!!!

 ガールズバー!?!? 

こ…これはかなりの衝撃…!女性と付き合いたい癖に「自分、女性が来る飲み会にはまず行きません。面倒じゃないですか。つまんねえ話に付き合わされて、挙句にこっちが金払わされるわけだし」「僕、バカと自惚れた女と警察はマジで嫌い」(s15-4)と完全に拗らせていた…あの青木くんが…!しかも、ぼったくられていた事を黒歴史として他人に話せるほど自分の中で消化できている。確実に…成長している…!大人になっている!凄いぞ青木くん!言動は幼児化してるけど!!

 

 

 

 数分しか出番のない回だったがかなり濃かった…意外、意外の連続で。ところで青木くん、女性の趣味も変わったよね。「綺麗で目付きが鋭くて強気なタイプ」は苦手だったのに(s17-10)、今回の子ドンピシャでそのタイプ。……まさか苦手を克服しようとあえて…!?わーん!負けないで青木くん!!

 

相棒20-12話の青木くん

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引用元https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0012/

 

 良かったー!連続で出てくれたー!正月SPからまたしばらく来てくれないのでは…と不安だったので嬉しい。やっとオンシーズン。では書き起こしていく。

 


①捜査会議

 


 一課が事件の概要を説明した後、捜査方針を述べる。すると毎度ながら勝手に参加していた冠城が、投稿された動画が原因で殺害された可能性はないか、と堂々発言。呆れる中園参事官をよそに、動画を見つけたのは我々なもので、と続ける。そのまま青木くんの席まで歩き、動画の人物は特定できたのかなと思って、と肩をポンと叩く。参事官にまでどうなんだ?と問われ、今にも舌打ちしそうな勢いで立つ青木くん。

 


「メンバーはいわゆる身バレしていない状況ですが、まあ僕にかかれば秒で特定できるかと!」

 


 秒で特定、の時にジロッと冠城を睨む青木くんが可愛い。しかし「だったら言われる前にやっとかんか」とド正論で叱られてしまう。いや珍しいな!?だって君いつもなら褒めよ称えよと言わんばかりに情報持ってくるじゃん。己の有能さドヤ顔でアピールしまくるでしょ。腑に落ちない。すると青木くん、うっと言葉に詰まってから苦々しい顔で非を認める。

 


「…はい。ったく余計な事を!」

 


 冠城を睨んでからドカッと座り直す青木くん。それを参事官の目の前で言っちゃうんだよなあ。やっぱりちょっと舐めてるよね。冠城が出て行こうとすると、杉下はどうした?と声をかける参事官。するとヴ~…バゥッ!とリアルな犬の鳴きマネをしてそのまま去る冠城。これにはさすがにドン引く青木くん。何…言ってんのアイツ…!?とガチめに引く青木くんの表情、最高に面白いのでぜひ見返してください。

 


②特命係の部屋

 


「おい冠城亘、余計な仕事増やしやがって!」

 


 ズカズカ入ってきて、捜査会議での事を改めて文句言う青木くん。どうやら青木くん、仕事したくないそうです。そうだった~~勘違いしてた…彼は別に勤勉でも真面目でもない。調べ物をしているフリをしてグルメサイトを見てた事もあったし(s15-2)、サイバー課で皆が仕事してる中でしれっとゲームをしてた事もあったし(s16-4)、捜査会議室で皆が慌ただしく動き回る中、堂々と音を出しながらゲームをしていた事もあった(s19-9)。有能なのは間違いないが、頼まないとやってくれないのが青木くんである。「僕、上司に当てにされてないんですかねぇ」(s15-11)なんて寂しそうに言っていたので、副総監のお気に入りだから腫れ物扱いされて仕事を回して貰えないのだろうか…と同情したのだが、まずそんなしおらしい事を思っていなかったのだ。可愛い顔に騙されちゃったぜ。全く小悪魔め。

 何を考えているか分からない食えない男だった青木くん(s15~s16の頃)の話はこれくらいにして、本編に戻る。口惜しいが。

 冠城が青木くんの仕事の早さを褒めながら背中をさすると、無視してパソコンを開く青木くん。件の動画の人物2名が表示され、それぞれの本名と職業を伝える。そして早口で不機嫌そうに言った。

 


「どっちも仕事そっちのけで遊んでるようなどうしようもない大人たちだ」

 


 どうしようもない…大人たち…??な、何そのマイルドすぎる悪口???

 いや君もっと毒吐くでしょ。あの右京さんにクズ野郎って言うくらいなのに。(s14-15)てか大人たちて!!!子供っぽい青木くんが言う「大人たち」は可愛いがすぎるて!!!他のキャラクター達はシーズン進む事にちゃんと歳を重ねていくのに君だけ幼児化していくのはどういう事なの??

 そして言葉のチョイスが気になったのか知らんが「どうしようもない大人…」と復唱する冠城。

 


「それだけじゃない。こいつら…ただ目立ちたいだけのパクリ野郎だ」

 


 妙に憎々しげに言う青木くん。こんなくだらねえ連中のせいで参事官なんかに怒られた!って怒りが込められているのだろうか。可愛すぎか?そして持参した資料をバサバサ荒っぽく捲る青木くん。あと「ここ」と場所を示す時のぶっきらぼうな声がめちゃくちゃ好きです。5回は見返した。

 


「要するにすでに掘り起こされている場所を、掘り起こしてるだけの…どうでもいい、どうしようもない動画だってことだ」

 


 なるほどこんなくっだらねえ事を調べさせやがってと言う冠城に対する怒りですね。大丈夫だよ青木くん!事件の真相に近付く凄い情報だよ!そしてサッと冠城から資料を回収して戻ろうとする青木くん。それに気付いた冠城が「ちょちょちょ」と焦りつつ青木くんから資料を取り戻す。まだ要んの?いいけど…顔で言いながら去る青木くんで一旦終了。

 


③ここ掘れワンワン3号(代理)

 


 捜査会議室にできた人集りを、かき分けるように入ってくる伊丹と芹沢。その中心にはどうでもいい、どうしようもない動画を再生している青木くん。そこに3号の代理として右京さんがノリノリで出演しているのを見て、何でこんな事になってんだと戸惑いつつ聞く伊丹。

 


「一課の捜査が進まないからじゃないんですか?」

 


 半笑いで本当の事を言ってしまう青木くん。そうだけど…そうなんだけど…!一人の天才を際立たせる為に他がポンコツになるのは刑事ドラマでよくある事。時に彼らは何日も泊まり込み、会議を重ね、現場を歩き回り、情報を集め、大変な日々が続いた先にようやく逮捕に至るのだ。それをさくっと捜査権もないような2人組に奪われてしまうのはどれほど悔しい事だろう。なので芹沢、爆ギレ。お前今何て言った!?と青木くんの胸ぐらを掴んで揺する。軽い気持ちで言ったのでまさかの反撃にかなり動揺する青木くん。瞬きがめちゃくちゃ多くなるの狂おしいほど可愛い。そこで、いいから!動画見ましょう!と大声で止めに入ってくれる出雲。瞬間、バッと荒っぽく芹沢の手を退かす青木くん。一切、芹沢の顔を見ずに。めちゃくちゃビビってるゥ~~!かわわ…!!そうだね…怖かったよね最高のシーンをありがとう芹沢!!!

 その後は皆で仲良く動画見て、いつの間にか参戦してた中園参事官の一喝で慌てて引き上げる一課たち。尚、青木くんは無視して居座り続けている。まぁ現場の人間じゃないしね。あと参事官に気付いた時、全員ギョッとして姿勢正したり表情引き締めたりしてたのに青木くんはあ、いたんだ…うるせーのが来たな~って嫌な顔を隠す気ゼロで良きでした。

 

 

 

④ここ掘れワンワン緊急ライブ

 


 真犯人を誘き寄せるため、嘘の告知動画を撮った特命係。どうやら青木くん、その編集をやってあげた模様。ほんと何でも出来る子だな…!電話で冠城に動画の様子を聞かれ、ドヤ顔で答える青木くん。

 


「ああ、再生回数 爆上がりだ。僕の煽りのおかげだ、感謝しろ冠城亘!」

 


 コメントも多く寄せられ、本人もご満悦の様子。ニヤニヤと笑いながらチェックを続けていると、突然の横から角田課長。距離感を無視して青木くんの隣にずいっと座り込む。目を点にして驚く青木くん。どんどん眉間に皺がいき不愉快そうに身をよじる。これで警部殿もユアライバーに転職だなぁと楽しそうに話しかける角田課長。

 


「近いなあ…!」

 


 独り言のように文句を言う青木くんで今回の出番は終了。

 

 

 

 いや~~めちゃくちゃ可愛かった…本当にありがとう芹沢…そりゃね、推しには常に笑ってて欲しいし美味しいもの食べて欲しいし推しにとっての幸せを願うけども、青木くんの場合はちょっと痛い目にもあって欲しいんだよな。ちょっとだけね!

 

 

相棒20-11話の青木くん

 

 まさか1ヶ月も間が空いてしまうとは。前回の記事で懸念していた青木くん不在回が、願い虚しく更新していったせいである。(4話、6話、8話、9話、10話)もはや気分はオフシーズンだったが元日SP無事登場!あけましておめでとうございます!!という事で書き起こしていく。

 


①特命係の部屋

 

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引用元https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0011/


 皆でババ抜きやってるぅ~~!!

 青木くん、とんでも可愛いシーンから登場。冠城が青木くんから1枚引き、「よしっ」と勢いよくカードを捨てる様を面白くなさそうに見ている。何だろうこの大人に混じる子ども感。ほんと何してても可愛いね君は。どうやら全員、年末年始の当番勤務に当たったそうだがこのトランプ持ってきてババ抜きやろうって言い出したのが誰なのかめちゃくちゃ気になる。青木くんまで誘って。…それともどうせ暇だろうと思って、とか言いながら青木くんが持ってきてたり?おいおいどっちみち可愛いな。そこで冠城のスマホに着信。しかし冠城は画面を確認すると、出ずに切って机の上に置く。その流れを見届けてから話し出す青木くん。

 


「新年を迎える喜び、感じない感じない」

 


 そして角田課長から1枚引き、更に何かしらの文句を重ねようとしたのか「日常…」と言いかけた時、再び冠城のスマホが鳴る。黙る青木くん。またも出ずに切る冠城。そしてその間、さりげなく手札のジョーカーをスッと上に出し引かせようとする青木くん。子供かよ。可愛いかよ。そしてまんまとジョーカーを引く冠城。青木くん、角度的に見えないが目元の皺と頬の動きでめちゃくちゃ笑顔になったのが分かる。可愛すぎかよ。新年の喜びは感じなくても目の前のゲームはしっかり楽しむ青木くん。もう可愛いが止まりません。そこで3回目の着信。もう見ることもなく止める冠城。少し間を置いて、青木くんが角田課長に話しかける。

 


「中園参事官が泣きながら付き合ってるようです」

 


 です、でサッと冠城を見る青木。タイミング的にまた着信があると思ったのだろう、しかし空振り。改めてゲームを再開しようとしたところで、今度は特命部屋の固定電話が鳴り響く。さすがに驚く青木くん。て言うかちょっと引いてる。素早く受話器を取り応対する冠城だったが、おもむろに立ち上がり畏まった声に。その変化が気になった青木くん、そっと近づいて耳を寄せる。微かな「わーくん」と言う声を聞き取った瞬間、悪役ばりのニヤリ笑顔。

 


「女性の声です。しかもキレイ系の。この親密さだとフィアンセだったりしたりして。フフフフ…」

 


 即チクる青木くん。冠城の態度を見て相手から尻に敷かれてると思ったのか、妙に楽しそう。それともコイツにフィアンセなんかいる訳ねぇよな〜(笑)の方かな。しかし電話を終えて戻ってきた冠城にちょっとどいてと片手で払われ一気に不機嫌顔。そして冠城が右京さんに「折り入って紹介したい人がいます」と深々と頭を下げるのを見て、えっマジでフィアンセ?と目をむく青木くんで一旦終了。

 


②無限大のタトゥー

 

 

「そっちは死体ですけど。一課は歯型とこんな小さな刺青から身元を割るしかないって嘆いてましたよ。フフッ」

 


 こんな小さな、の時に指でジェスチャーを加え強調する青木くん。そしてざまあみろと言う気持ちを隠すこと無く笑顔を向ける。こういう一瞬の感情を魅せてくれるとこ大好き。警察嫌いの彼にとって一課と特命の嘆きは蜜の味だもんね。可愛いなあ。すると「小さな刺青…」と復唱する冠城。

 


「何度も言わせるな冠城亘。伊丹さんの話じゃ、数字の8だってさ」

 


 鬱陶しそうに答える青木くん。本当は無限大のタトゥーだけど。もし青木くんがその死体写真見てたら、伊丹のこと絶対バカにしてただろうなぁ嬉々として。見たかった…!そして青木くんを残して出て行く特命係。右京さんが退室した時は何だよ急に…?と訝しげな表情だったが、冠城が後に続くと一瞬イーッと歯を出してなんか威嚇する青木くん。何それ可愛い。突然の嫌いだよアピール??本人見てないけど。

 


③捜査本部

 


 パソコンに向かって作業をしている青木くん。その後ろで右京さんと電話していた冠城が「えっ」と声を上げ、思わず振り向く青木くん。その電話の内容を聞き同じく、えっ…と口を開けて驚く。一瞬だし遠いけど、こういう細かいシーン好きです。そして右京さんが「公衆電話の通話先は?」と冠城に聞くと、青木くんが立ち上がって冠城の腕を掴んで下ろし、スマホに近付いて答える。

 


「今、青木さんが調べてくださっています」

 


 もう自分で言っちゃう青木くん。最高可愛いですね。そしてじろっと冠城を見てから着席する青木くん。報告するだけでお前は何もしてねぇだろってイラついたのかな。ここでフレームアウト。そしてしれっとフレームインする今期二度目の登場、土師太。(初登場は9話)危うく見逃すところ…!もっと目立ってもいいのよ!?特にセリフはなかったが、芹沢が伊丹を慌てて連れて行く様をん?何?とちょっと二度見してて可愛かったです。

 


④通話先の判明

 


 真剣な表情でパソコンを見つめる青木くん。シンプルにカッコいい。すると解析が終わったのか、何らかの電子音。仕事中の鋭い顔付きから段々、目と口を開いてビックリした顔へ。そして破顔。耐えきれずクッと笑い声を漏らす青木くん。この表情の流れ神作画けしからん可愛さ…何度見返した事か…。

 


「聞いて驚け…冠城亘!」

 


 そしてウッキウキで報告する青木くん。

 


「遠藤さんが公衆電話からかけた先は…袴田代議士。与党政調会長の事務所だ」

 


 なるほど権力者の失墜フラグに笑ってたのね。青木くんのそういうとこ大好き!

 


⑤社内閣情報官

 


「ナンバーは、結城秘書の車のものです。若槻判事が連れ去られた団地の近くでも、同じ車種の車が目撃されています」

Nシステムで結城の車を捜索していますが、今のところまだ…」

 


 青木くん、ここはおふざけなしのお仕事モード。土師くんが後ろからひょっこり様子を覗きに来るが気付かず。土師くんだけ真剣な表情じゃないの可愛いな。そこで右京さんが土師くんに頼んでいた解析結果を訊ね、それに答えながら自分のパソコンへと移動する土師くん。と、仏頂面で着いていく青木くん。可愛い。その後ろに知らないモブ刑事たちも着いてきてた事に気付き、ちょっとビビる青木くん。非常に可愛い。という事でお仕事モード終了です。早い。

 この後は聞きに徹する青木くん。冠城と右京さんの推理、一課の疑問、そして辿り着く答え……瞬間、「相変わらずご明察ね」と響く天の声。戸惑う面々。おもむろに正面の巨大プロジェクターが幕を開け、パッと映像が映し出される。

 


「社内閣情報官…!」

 


 登場の仕方がほぼマフィアのボス。青木くんの声色にも畏怖が滲む。まぁ彼の場合、社のパソコンをハッキングし結構な騒動へと繋がる秘密を流出させた過去があるので(s15-18)、彼女の思わぬ大出世にちょっとビビっているのかもしれないが。ちゃんと冠城に罪着せたから大丈夫だけど。

 この後も聞きに徹する青木くん。いつの間にか隣で並んで立ってる土師くんも可愛い。今回せっかく2人で登場したのに、一切会話がなくて残念だ…。青木くんが有給使って親知らずを抜きに行くと土師くんに話す程度には仲良しだと言うのに。(s20-9)

 


⑥内村刑事部

 


 真犯人をどう追い詰めるかの説明と許可を得る為、特命係と一課と青木くんのメンバーで部長の元へ。話し出す右京さん。反論する中園参事官。その時ちょっと押し退けられる青木くん。しかしほぼノーリアクション。再び話し出す右京さん。真剣に聞いている部長。そして青木くんが何かを話そうと口を開きかけた瞬間、バッと冠城が前に出て再び押し退けられる青木くん。よろめきながら相当ビックリした顔で見上げる。

 ド級のキュートさ。

 ちょっと冠城~!ただでさえ大きいのにいきなり出てきたから青木くん怖がっちゃったじゃ~ん!そのあと背後からちょっと睨むのも可愛い。しばらく黙って周りが話すのを聞いていた青木くんだったが、冠城が「だとしても、スマホの電源を入れなければならない」

と言った途端さきほどのお返しとばかりに押し退けて前に出る。

 


「その瞬間この僕がGPSスマホの在り処、つまり結城秘書の居場所を特定し…」

 


 しかし話の途中で「直ちに我々が現場に向かいます」と伊丹に押し退けられ、半回転したところを更に芹沢に押され、完全に背中が見えたところで最後は冠城に押され、皆の後ろへ追いやられるという一回転芸を魅せてくれた青木くん。面白カワイイので是非おかわりしたい所存。定期的にやってくんないかな。

 


「今もモニター中です!」

 

 

 そして画面外で叫ぶ青木くん。一瞬、モニター中の土師くんが映るのも良き。ここからは完全に冠城が壁となりほぼ映らなくなる青木くん。カメラワーーク!!もっと左!左!シーンの最後、部長が「正義の為に、思う存分やれ!」と命じた時うわ~まだおかしいままだ…(笑)と苦笑する青木くんで終了。

 


⑦袴田代議士

 


「こちらのボタンを押しますと電話が繋がって、向こうに先生のスマホの番号が表示されます。マイクはこちらをお使い下さい」

 


 青木くん、今から破滅するだろう権力者を前にしてニヤッニヤが止まりません。良かったね!最前で拝めるよ!作り笑顔ヘタになるくらい楽しみな様子。可愛いなあ。

 


「電源が入りました、場所は台京区付近」

 


 でもきっちり仕事します。冷静に素早く伝える低い声がカッコイイ…!場面が変わり、冠城が運転しているシーンへ。そこに「台京区中原5の3の1」と住所を伝える青木くんの無線越しの声。レアだ…!ちょっとこもった青木くんの声もイイなぁ。そして場面が戻り、青木くんが袴田にどうぞと手で指し示し合図を送る。めっちゃ笑顔で。しかしすぐ真顔に戻る青木くん。破滅はこれからだからね…真剣にやらないとね。

ここからはずっと右京さんのターン。途中、「動画は入っていません!」と速攻でバラしてしまう右京さんに今言っちゃうのかよ!と口をあんぐりさせる青木くんが映るくらい。

 そして追い詰められた袴田。周りを部長やモブ捜査員たちが取り囲む。しかし青木くんは動かない。ついに開き直った袴田が「警察官ごときに何が分かる」と話し出したところで、最前列で見たかったのかわざわざ移動してきてスッ…と画面中央に収まる青木くん。悪目立ちしてんな。いや⑥で全然映ってくれなかったから嬉しいけども!ドセンて!ちなみに画面右端で座ってた土師くんも、青木くんの後に続くように何故か立ち上がってました。サイバーの子は皆かわいいね!

 


 という事で正月SPは以上です。いや~青木くん結構出てくれたなぁ!ところで衣笠副総監どこ行ったの??