ピエロには赤鼻を

140字では語れない事を残していきます。

相棒20-12話の青木くん

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引用元https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0012/

 

 良かったー!連続で出てくれたー!正月SPからまたしばらく来てくれないのでは…と不安だったので嬉しい。やっとオンシーズン。では書き起こしていく。

 


①捜査会議

 


 一課が事件の概要を説明した後、捜査方針を述べる。すると毎度ながら勝手に参加していた冠城が、投稿された動画が原因で殺害された可能性はないか、と堂々発言。呆れる中園参事官をよそに、動画を見つけたのは我々なもので、と続ける。そのまま青木くんの席まで歩き、動画の人物は特定できたのかなと思って、と肩をポンと叩く。参事官にまでどうなんだ?と問われ、今にも舌打ちしそうな勢いで立つ青木くん。

 


「メンバーはいわゆる身バレしていない状況ですが、まあ僕にかかれば秒で特定できるかと!」

 


 秒で特定、の時にジロッと冠城を睨む青木くんが可愛い。しかし「だったら言われる前にやっとかんか」とド正論で叱られてしまう。いや珍しいな!?だって君いつもなら褒めよ称えよと言わんばかりに情報持ってくるじゃん。己の有能さドヤ顔でアピールしまくるでしょ。腑に落ちない。すると青木くん、うっと言葉に詰まってから苦々しい顔で非を認める。

 


「…はい。ったく余計な事を!」

 


 冠城を睨んでからドカッと座り直す青木くん。それを参事官の目の前で言っちゃうんだよなあ。やっぱりちょっと舐めてるよね。冠城が出て行こうとすると、杉下はどうした?と声をかける参事官。するとヴ~…バゥッ!とリアルな犬の鳴きマネをしてそのまま去る冠城。これにはさすがにドン引く青木くん。何…言ってんのアイツ…!?とガチめに引く青木くんの表情、最高に面白いのでぜひ見返してください。

 


②特命係の部屋

 


「おい冠城亘、余計な仕事増やしやがって!」

 


 ズカズカ入ってきて、捜査会議での事を改めて文句言う青木くん。どうやら青木くん、仕事したくないそうです。そうだった~~勘違いしてた…彼は別に勤勉でも真面目でもない。調べ物をしているフリをしてグルメサイトを見てた事もあったし(s15-2)、サイバー課で皆が仕事してる中でしれっとゲームをしてた事もあったし(s16-4)、捜査会議室で皆が慌ただしく動き回る中、堂々と音を出しながらゲームをしていた事もあった(s19-9)。有能なのは間違いないが、頼まないとやってくれないのが青木くんである。「僕、上司に当てにされてないんですかねぇ」(s15-11)なんて寂しそうに言っていたので、副総監のお気に入りだから腫れ物扱いされて仕事を回して貰えないのだろうか…と同情したのだが、まずそんなしおらしい事を思っていなかったのだ。可愛い顔に騙されちゃったぜ。全く小悪魔め。

 何を考えているか分からない食えない男だった青木くん(s15~s16の頃)の話はこれくらいにして、本編に戻る。口惜しいが。

 冠城が青木くんの仕事の早さを褒めながら背中をさすると、無視してパソコンを開く青木くん。件の動画の人物2名が表示され、それぞれの本名と職業を伝える。そして早口で不機嫌そうに言った。

 


「どっちも仕事そっちのけで遊んでるようなどうしようもない大人たちだ」

 


 どうしようもない…大人たち…??な、何そのマイルドすぎる悪口???

 いや君もっと毒吐くでしょ。あの右京さんにクズ野郎って言うくらいなのに。(s14-15)てか大人たちて!!!子供っぽい青木くんが言う「大人たち」は可愛いがすぎるて!!!他のキャラクター達はシーズン進む事にちゃんと歳を重ねていくのに君だけ幼児化していくのはどういう事なの??

 そして言葉のチョイスが気になったのか知らんが「どうしようもない大人…」と復唱する冠城。

 


「それだけじゃない。こいつら…ただ目立ちたいだけのパクリ野郎だ」

 


 妙に憎々しげに言う青木くん。こんなくだらねえ連中のせいで参事官なんかに怒られた!って怒りが込められているのだろうか。可愛すぎか?そして持参した資料をバサバサ荒っぽく捲る青木くん。あと「ここ」と場所を示す時のぶっきらぼうな声がめちゃくちゃ好きです。5回は見返した。

 


「要するにすでに掘り起こされている場所を、掘り起こしてるだけの…どうでもいい、どうしようもない動画だってことだ」

 


 なるほどこんなくっだらねえ事を調べさせやがってと言う冠城に対する怒りですね。大丈夫だよ青木くん!事件の真相に近付く凄い情報だよ!そしてサッと冠城から資料を回収して戻ろうとする青木くん。それに気付いた冠城が「ちょちょちょ」と焦りつつ青木くんから資料を取り戻す。まだ要んの?いいけど…顔で言いながら去る青木くんで一旦終了。

 


③ここ掘れワンワン3号(代理)

 


 捜査会議室にできた人集りを、かき分けるように入ってくる伊丹と芹沢。その中心にはどうでもいい、どうしようもない動画を再生している青木くん。そこに3号の代理として右京さんがノリノリで出演しているのを見て、何でこんな事になってんだと戸惑いつつ聞く伊丹。

 


「一課の捜査が進まないからじゃないんですか?」

 


 半笑いで本当の事を言ってしまう青木くん。そうだけど…そうなんだけど…!一人の天才を際立たせる為に他がポンコツになるのは刑事ドラマでよくある事。時に彼らは何日も泊まり込み、会議を重ね、現場を歩き回り、情報を集め、大変な日々が続いた先にようやく逮捕に至るのだ。それをさくっと捜査権もないような2人組に奪われてしまうのはどれほど悔しい事だろう。なので芹沢、爆ギレ。お前今何て言った!?と青木くんの胸ぐらを掴んで揺する。軽い気持ちで言ったのでまさかの反撃にかなり動揺する青木くん。瞬きがめちゃくちゃ多くなるの狂おしいほど可愛い。そこで、いいから!動画見ましょう!と大声で止めに入ってくれる出雲。瞬間、バッと荒っぽく芹沢の手を退かす青木くん。一切、芹沢の顔を見ずに。めちゃくちゃビビってるゥ~~!かわわ…!!そうだね…怖かったよね最高のシーンをありがとう芹沢!!!

 その後は皆で仲良く動画見て、いつの間にか参戦してた中園参事官の一喝で慌てて引き上げる一課たち。尚、青木くんは無視して居座り続けている。まぁ現場の人間じゃないしね。あと参事官に気付いた時、全員ギョッとして姿勢正したり表情引き締めたりしてたのに青木くんはあ、いたんだ…うるせーのが来たな~って嫌な顔を隠す気ゼロで良きでした。

 

 

 

④ここ掘れワンワン緊急ライブ

 


 真犯人を誘き寄せるため、嘘の告知動画を撮った特命係。どうやら青木くん、その編集をやってあげた模様。ほんと何でも出来る子だな…!電話で冠城に動画の様子を聞かれ、ドヤ顔で答える青木くん。

 


「ああ、再生回数 爆上がりだ。僕の煽りのおかげだ、感謝しろ冠城亘!」

 


 コメントも多く寄せられ、本人もご満悦の様子。ニヤニヤと笑いながらチェックを続けていると、突然の横から角田課長。距離感を無視して青木くんの隣にずいっと座り込む。目を点にして驚く青木くん。どんどん眉間に皺がいき不愉快そうに身をよじる。これで警部殿もユアライバーに転職だなぁと楽しそうに話しかける角田課長。

 


「近いなあ…!」

 


 独り言のように文句を言う青木くんで今回の出番は終了。

 

 

 

 いや~~めちゃくちゃ可愛かった…本当にありがとう芹沢…そりゃね、推しには常に笑ってて欲しいし美味しいもの食べて欲しいし推しにとっての幸せを願うけども、青木くんの場合はちょっと痛い目にもあって欲しいんだよな。ちょっとだけね!