相棒19-1話を見返した

(見返して思い出したけどマジでKGBって何だったの…)

 このブログの記事にはどうやって辿り着いただろうか。残念ながらストーリーについて考察するような真面目なものではない。ここは青木年男というキャラクターの可愛さをひたすら語り尽くす青木くんに狂った者の感想ページである。まぁそう逃げずに…せっかく来たんですから……では青木くん初登場のシーンから。

 サイバーセキュリティ対策本部で土師くんがネット中継を見ているところに、後ろから声をかける青木くん。

「こんな中継見てないで仕事しろ土師太」

 離れた席なのに目ざとく見つけてわざわざ注意しにいった君はお仕事どうしたのかな。一息ついてる時にたまたまチラ見してん？あいつ仕事してねぇじゃん！驚かせてやろうってイタズラ心で近付いていったのかな。可愛いな。そして青木くんの思惑通りびっくりする土師くんも可愛い。

「こういうアホが後を絶たねぇよなぁ」

 こういう、と言うセリフの時にわざわざ青木くんを指差す土師くん。さすが土師太。青木くんの指摘を完全スルーした上で余裕の返し。何だと？とイラついた顔をしたものの、土師くんに突っかかるより中継されているお騒がせ人物に物申す青木くん。

「こんな奴とっとと落ちて死んでしまえばいい……落ちろ」

 そして落ちる。驚愕の顔芸。そりゃびっくりしちゃうよね青木く～～ん！タイミングが神がかってたもんね！でも青木くんは人が殺される一部始終を見ながらご飯を食べて笑ってるような子なのではわわ…冗談のつもりが…という驚き方ではないと思われる。仮に何も起こらず中継が途絶え、後日ニュースで転落死したと聞いてもアホは死ななきゃ治らないってわけだと鼻で笑うだろう。生意気な中坊みたいでか～～わいい！(しかし一方で未成年の援交動画を見た時は「何なんすかこの社会の闇は…！」と憎々しげに呟き、度々視線をそらしながら辛そうに見ていた事もある)

s14とs16の青木くん話はさておき。

「お前の呪いが効いたね」

「えっ」

 落ちろと言った瞬間落ちちゃったもんだから早速イジられる青木くん。ふと視線を感じ辺りを見回すとサイバー課の全員がその場で突っ立って青木くんを引いた目で見ていたのだった…いやお前ら仕事してくれ。暇か？そしてそんな冷たいリアクションをされてもさすがの青木くん。ビクともしない。縮こまる事もなくむしろ何見てんだよとでも言いたげな強気な態度で終了。

 お次は特命係でのシーン。

「人に物を頼むのに呼びつける…どういう了見だ冠城亘」

えっ！？！？

待って青木くん…

タメ口？？？！！？

 いや落ち着け私。s18の最終話でも時々タメ口だったではないか。「お前ほどじゃない」「謝れ冠城亘」「うるさい黙れ冠城亘」とか…それを引きずってんのかな君は…？そこで出雲に気付いた青木くん。

「君は奇跡の白バイ隊員出雲麗音じゃないか。こんなとこ何しに来た？」

どうやら青木くん、出雲がお気に召さないご様子。何しに来た？の言い方に少し威嚇が含まれいやごめんまたタメ口だね君？？？

 何て事だ…土師くん以外は誰に対しても慇懃無礼な敬語キャラで通していた君が……

 私の動揺はさておき。

 そして冠城が出雲に青木くんの紹介をする。その時アングル的にハッキリ顔は見えないが、にっこりと微笑んでいるのが分かる。しかし「特に覚える必要ないけどね」と付け足されスンッと真顔になり、冠城をおそらく睨みつけただろう青木くん。

「何様のつもりだ冠城亘。お前の社会性のなさは救いようがないな」

 うおおおもう確定だ！今期の青木くんは冠城に対してタメ口だーーー！！！さてはお前らs18終了後に仲良しになったな！？恨みはどうした青木年男！！！

 そんなピヨピヨ文句を続ける青木くんに、あんまりうるさいとお前が呪い殺したって噂広めんぞ～と冠城が一言。青木くんは何故お前がそれを…！？と驚いた表情を見せ、直後ハッとする。

「土師太…！」

 そうです皆大好き土師くんです。彼がいつの間にか冠城にチクった模様。そこ繋がってたのね…s18で青木くんが可愛さのあまり拉致された時に土師くんが助けてくれた回で、連絡先でも交換したのかな。

 すると出雲が転落死した男の話に反応。その男が私を撃ったと自慢していた、という話を続ける為だ。

「え？いやそんなの嘘だからね？呪い殺すなんてできっこないだろバカバカしい」

 でも青木くんは自分が呪い殺した話に食いつかれたと勘違いし上のセリフ。案の定、出雲にそうじゃなくて！とジェスチャー付きで強めの否定をされる。素直に黙る青木くん。可愛い。

その後なぜかニヤリと笑う青木くんで終了。……面白くなってきたぜ的な…？

 最後も特命係でのシーン(マジで入り浸ってんなこの子)

「加西周明。ざっくり言うとIT長者」

「億万長者ってやつだ」

「ネオジパングは彼がこしらえた仮想国家ですよ。出だしはPCゲームでしたけど」

「君主はイザナと言います。AIですけどね」

 ネオジパングが気になっている右京さんに、あんなもん何がいいんだかと小馬鹿にしたように少し笑う青木くんで1話の出番終了。

 実はこのシーン、内容あんまり入って来なかった。何故なら冠城と青木くんが普通にコーヒーブレイクしてたから。うん。この子もう恨んでねぇわ。特命に対して表面上は協力したり笑顔を見せても、本心は潰す機会を常に狙っていた青木くん…今期は完全に逆転してしまっている。普段は生意気でツンツンした態度だが、呼んだらちゃんと特命係に来てくれる。そして呼ばなくてもコーヒー飲みに来ちゃう。

 そんな単なるツンデレキャラで始まった今期の青木くん。そのまま可愛い子で終わるのか、特命係に愛着が湧いているものの、恨みはキッチリ晴らそうと動き出すのか……今後が楽しみだ。